イヤモールド、オーダーメイド補聴器の出来映えを左右する、2つの大きなこと

大阪の補聴器専門店(守口市門真市寝屋川市大東市四條畷市、旭区、鶴見区城東区中心)

らくらく補聴器のブログへようこそ。

この二日間、

寒くはありますが日差しもあって気持ちよい天気になっていますね。

春が待ち遠しいですねえ。

昨日、犬に噛まれて壊れてしまった補聴器をお持ちのお客様。

無事修理完了し、お渡しできました。

しっかり聞こえていたので、満足です。


もうお一人は、耳かけ型補聴器の納品。

高度難聴の方で、スーパーパワータイプ(強力型)をご購入されました。

音質面は試聴器で大丈夫だと分かっていたのですが、

問題はイヤモールドの出来具合です。

こればかりは実際にお客様の耳に装用してみないと、

現物を見ただけでは判断できません。


それよりもまず、

イヤモールドってご存じですか?





耳かけ型補聴器で、耳の中に入れる耳栓を

ご自分の耳の形で作るオーダーメイド耳栓です。

最近はミュージシャンがよく使用しているイヤーモニター。

見た目はあれに近いものがあります。

イヤモールドを使用するとこんな感じ。



では、普通の耳栓と何が違ってくるのでしょう?

普通の耳栓はもちろん既製品です。

形も丸いものが多いです。



耳の穴って、丸い方もいれば楕円形の方もいます。

そして何より、耳の穴は2つの曲がり角があります。

既成の耳栓ですと、

・隙間ができることで、フィット感が少なく、抜けやすい

・隙間ができることで音漏れ(ピーピー音)が生じる

・曲がり角でつっかえて、鼓膜に正しい音が届きにくい


などなど、こういうことで困る方がおられます。

そんな時には、このイヤモールドの出番です。

特に高度難聴の方は、音を強く出しますので、

音漏れが起こらないか、最も注意が必要なところ。


さて、イヤモールドと補聴器の納品です。

耳にしっかり装着し、いざスイッチオン!

弱めの音量から始めましたので、音漏れはなさそうです。

徐々に満足いく音量までボリュームを上げていきましても

音漏れは一切起こらず!

やや強めにしても全く問題なく使えるようです。

いや〜一安心一安心。

これまで使用していたイヤモールドは

長時間使用すると当たって痛いことがあるとのことでしたが、

今回のイヤモールドは全くないとのこと!

完璧に収まって、安心を超えて驚きでした。


このイヤモールドの善し悪しを決める、大きな2項目があります。

・耳型を採取する技術(販売店
・イヤモールドを作成する技術(製作店)


耳型を採取するのが下手な人なら、

イヤモールドやオーダーメイド補聴器は、それ以上のものは作れません。


元が悪いんですから当たり前ですよね。


ちなみに私、メーカー勤務時代

『最も美しい耳型を採取できる営業マン』ということで

表彰こそされませんでしたが、

褒めていただいたことがあります。

ですから、耳型採取には自信があるのです。


それと、作る技術。

耳型をもとに本物の耳をイメージしながら作成するわけですが、

これは相当な経験が必要ですよね。

幸いにも、らくらく補聴器はオトプラテックという

信頼できるイヤモールド制作会社とお取引させて頂いていますので、

安心してお任せできます。


というわけで、今回はイヤモールドについて取り上げてみました。

らくらく補聴器では、少しでも快適に補聴器を使用して頂けるよう

様々な提案を行い、より良い補聴器生活を送って頂けることを理想としています。

聞こえのこと、補聴器のことで何かお困りでしたら、

お気軽にらくらく補聴器までお越し下さい。




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