難聴と補聴器の実態を知るPart.1
補聴器専門店(守口市・門真市・寝屋川市・旭区・鶴見区・城東区中心)
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ぼちぼち雨が上がり始め、
お天気は回復傾向にあるようですね。
寒さもさほどではないので、
過ごしやすい一日の始まりです!
先日、難聴と補聴器の実態をつかむため
日本補聴器工業会とテクノエイド協会が
大規模なアンケート調査『JapanTrak2012』を実施しました。
まずは世代別の難聴者率
65歳以上から難聴を意識される方が増えてきます。
70代以上に顕著ですね。
このあたりはこれまでの認識と変化はありません。
次に、国別の難聴者率です。
欧米の補聴器先進国と比較しても
日本の難聴者の割合は近似しており、
補聴器を必要とする方の割合は補聴器先進国と同じくらい存在するという結果が出ました。
では、日本国内で難聴を自覚している方のうち
どのくらいの方が補聴器を使用しているのでしょう?
難聴者のうち、10人に2人しか使用していないという調査結果が出ています。
補聴器を使っている方が思いのほか少なく感じませんか?
では、補聴器先進国と比較するとどうでしょう?
欧米諸国と比較して、
日本の補聴器使用率は格段に低くなっています。
難聴者の割合は世界と変わらないのに、
使っている方の割合は著しく低いという調査結果となっています。
実はこのあたりの統計もメーカーや協会ともに
以前から把握していたわけですが、
より大規模な調査をした結果でも
やはりその実態が正確に明らかとなったわけです。
この普及率の低さはどこに起因しているのか?
次回ではそのあたりを中心にお送りします。
補聴器を通して
「聞こえを楽しく」「人生を楽しく」