さすがの補聴器でも難しいシーン

補聴器専門店(守口市門真市寝屋川市、旭区、鶴見区城東区中心)
らくらく補聴器のブログへようこそ。

さすがに1月7日ともなると、

どの会社も仕事始めでしょうから

町並みはいつもと同じ風景になってきました。


昨日のお昼過ぎには

M様が門真市から補聴器のご相談にお越し下さいました。

ご家族の薦めもあって

シーメンスのオーダーメイド補聴器を両耳で作成することに。

1週間ほど楽しみにお待ち下さいね−!


年末に寝屋川市のお客様から

補聴器の調整依頼を受けました。

内容はといいますと、

・ビニール袋のガサガサする音がすごく気になる

これは高音域の音質調整等で対応が可能です。

ただ、まだ補聴器を使い始めて1ヶ月足らず。

今まで聞こえていなかった音が聞こえているということもあり、

むやみに音を抑えすぎるのも禁物です。

このように、補聴器というものは

少しずつ微調整を繰り返していく必要があります。

何回かのご来店は大変でしょうが、

そうやっていくのとやらないのとでは

後々補聴器の満足度に関して大きな違いを生むことも多いのです。

今回は補聴器そのものに慣れて頂くためにも

強めに抑える方向で調整をしました。


そして、あと何点かのご不満点。

・マスクをしたままボソボソと話すお医者さんの声が聞き取りにくい

・自動車の後部座席に座っていて、前列に座っているご家族同士の会話が聞き取りにくい



う〜ん、これは難しいシチュエーションです。

まずお医者さんの件。

音の出口をマスクで塞いでおり、

さらに話し声がボソボソしているわけですから、

いわば聞こえに問題がない方でも聞き取りにくい状況です。

お医者さんって、ボソボソと話す方が多いですよね。

確かに診断内容を大きな声でハキハキと言い過ぎても、

プライバシーの観点からいって仕方ないとも思いますが。


それから自動車の中での件も同じです。

前列のお二人が話している内容は

前を向きながらお話しされているわけですから、

後部座席の方には声が届きにくいです。

軽〜中度難聴の方なら、

前列の方が真後ろに向いて後部座席の方に話しかけるのであれば、

聞こえるとは思いますが、

この方の聴力は高度難聴のため、

さすがに前を向かれて話をされると難しい場面です。


補聴器は当然ながら、健聴者が聞こえる以上に聞こえるわけではありません。

ここまでは大丈夫、これ以上は難しいという限界を知ることも

ご自身で確かめながら理解していくことが必要ですね。



さて、

今日から新年1月バージョンのポスティングチラシ作成に入ります!

補聴器を通して
「聞こえを楽しく」「人生を楽しく」



ブログランキングへ参加しておりますー。
下のアイコンをポチリと押して下さいませ。
よろしくお願いします!

にほんブログ村 健康ブログ 耳かき・耳の健康へ
にほんブログ村