補聴器の新習慣シリーズVol.2 『補聴器と電池 其の二』

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さて、前回の続きです。



前回は、補聴器と電池の関係についてお伝えしました。

要約しますと、

  • 大きさは4種類ある
  • 大きさによって電池寿命に違いがある
  • 電池寿命は使用環境や補聴器そのものの電池消費量により違いがある
こんな感じでしたね。


では、「電池寿命は使用環境によって差が出る」とはどういうことでしょう?

まずは使用環境についてです。

電池寿命に差が出る大きな要素として、

・補聴器から出ている音量

・雑音抑制など機能面の制御具合

・乾燥ケースに一緒に入れておく

・部屋の空気の換気不足


などが挙げられます。

補聴器から出る音の大きさが小さめの方と、大きめの方とでは

当然ながら電池消費量に差が出ます。


これはその方の聴力に依存するところが大きいため、

ある意味仕方がないですね。

聴力が悪ければ、

その分だけだけ必要な音を補聴器から出さなければいけませんので。

これは寿命長持ちの工夫がしにくいです。


次に、雑音抑制などの機能面でも

多少電池の消費量に差が出ます。


雑音抑制機能が搭載された補聴器を使用されている方で、

かましい場所でよく使う方と、

静かな場所で使うことがほとんどという方では

前者の方が雑音抑制の機能を使う時間が多くなります。

そういった機能面の活用頻度で

電池の消費量は多少なりとも違ってきます。

このことも、使用する場所に依存しますので、

電池寿命を長持ちさせる工夫はしにくいです。


大事なのはここから書く2つのポイント。

これは補聴器用電池を長持ちさせる工夫がとれます。

まず一つ目。

「乾燥ケースの中に一緒に入れない」

これは大切です。

補聴器本体は湿気に弱いため、

未使用時は必ず乾燥ケースに入れてもらうのですが、

電池も一緒に入れますと、

電池寿命は短くなります。

なぜか?

電池の中まで乾燥させてしまうからです。

一緒に入れてしまうと、

通常寿命の80〜95%に低下します。

ですから、補聴器電池は乾燥ケースの外に保管しておきましょう。


さらに電池に良くないこととして、

「換気の悪い部屋」です。

理由は、「CO濃度」にあります。

特にこの冬場

ストーブを焚いたりして、二酸化炭素が多く排出されます。

寒いし、換気もおろそかになります。

前述したように、

空気が乾燥していて、ストーブ焚きっぱなし、換気も行わずという場合、

電池寿命は通常の55〜65%まで落ちてしまいます。

半減です。

この2点については

使う方の意識次第で電池寿命を延ばせる工夫ですので、

ぜひ実践してもらいたいですね。


そして最後に

補聴器の機種によって電池消費量に差があります。

自動車で例えるなら、燃費がよいかどうかということ。

メーカーによってクセがあったりします。

同じ大きさの電池を使用していても、

補聴器の種類によって差は歴然とあります。

電池寿命が長いことで定評があるのは

ドイツのシーメンスですね。


このように、電池寿命には

自分ではどうにもできない要因と

工夫次第で対策がとれる要因があることが分かりました。

それらを踏まえて

使用されている補聴器が

電池一粒でどのくらい持つものなのか?


これを把握するために

『電池交換日はカレンダーに書いておきましょう』

ということです。

そうしておけば、

次に電池を交換する目安が一目で分かります。

補聴器同様、

電池も大切に使っていきたいですね。

補聴器を通して
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