補聴器を使用しても聞き取りにくい時

大阪の補聴器専門店(守口市門真市寝屋川市、旭区、鶴見区城東区中心)
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今日は成人式

しかし、あいにくの雨・・・。



当店、らくらく補聴器の目の前が守口市民体育館で、

そこが守口市の成人式会場なんですが、

振り袖の女の子は可哀想ですねえ。

家の方に自動車で送ってもらうことが多いようで、

周囲は大混雑です。

一生に一度のこの日、

久しぶりの仲間と語らい、

これからの決意を固めてほしいものです。

頑張れ!新成人!


てなわけで、

補聴器のお話とまいりましょう。

本日のお題はこちら。



『聞き取りにくいときは、別の言葉に言い換えてもらいましょう』

その方のお聞こえの状態にもよるのですが、

補聴器を使用していても、

どうしても聞き取りにくい音、言葉というものがあります。


単語の中に聞き取りにくい音(有声子音、無声子音など)が多く入っている場合、

いくら繰り返して言ってもらっても、

なかなか分からない。

例えば、

加齢性難聴の場合、高音域から聴力低下が見られますが、

高音域には、「サ、シ、ス、セ、ソ」や「タ、チ、ツ、テ、ト」、「カ、キ、ク、ケ、コ」など

言葉の意味をつかむのに非常に大切な要素が多く含まれています。


ですから、

「朝食(ちょうしょく)」という単語で見ますと、

苦手な文字のオンパレードです。

いくら聞いても「ちょうしょく」とは聞こえない。

「シ」が「イ」に聞こえたり、

「チ」が「ビ」に聞こえたりする
わけですから、

何回聞いても難しいときはあります。

これは弁別能という

本来の聞こえの力として持っている「言葉を聞き取る力」なのですが、

この数値が低下しているほど聞き間違いは多くなります。

この言葉の明瞭度というものは、聴力測定時に合わせてテストを行うのですが、

90点の方もいれば、30点という方もいます。

残念ながら、弁別能を補聴器で全てカバーすることはできません

補聴器を使用しても聞き取りにくいところは

多少なりとも存在するわけです。

そこで大事なのが、

今回のテーマ、「別の言葉に言い換えてもらう」というわけです。

先ほどの「朝食」の例で言えば、

「朝ごはん」と言い換えるだけでスンナリ聞こえたりするわけです。


補聴器装用者が自ら

別の言葉に言い換えてもらうようお願いすることも大切ですが、

お話をされる廻りの方もそのことを理解し、

言われなくても別の言葉に言い換えて伝える。


こんな気遣いも非常に大切です。

難聴者は聞こえにくさが原因で消極的になったり、

聞こえにくさを引け目に感じたりすることがあります。

廻りの方が先回りして気遣ってあげる。

相手があっての楽しい会話です。

ぜひそのあたりも意識してお話を楽しんでもらいたいですね。


補聴器を通して
「聞こえを楽しく」「人生を楽しく」


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